2018年 09月 15日
地震後の一達国際で80台達成!
近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号が、9月5日未明に北海道へ到達。予想以上の強風で大きく傾いた庭木を急いで修復し、ホッとしたのも束の間、翌6日の未明には、北海道胆振地方東部を震源とする直下型の大地震が発生しました。
震源地近くの厚真町では震度7、わたしの職場がある札幌市東区でも震度6弱、自宅あたりでは震度5強の揺れを観測し、道内電力の半分をまかなっていた苫東厚真火力発電所1、2、4号機(※3号機はすでに廃止)がすべて故障。その影響を受け、稼働していた他の発電所も連鎖的に停止し、道内全域の全295万戸が停電する「ブラックアウト」という未曽有の事態に至りました。
その後、被害のなかった発電所が順次再稼働を果たし、病院や浄水場などの重要施設がある地域、幹線道路沿いなどを中心に、早いところでは当日の午後2時ごろに送電が再開されたようです。とはいえ、当初は発電量が絶対的に足りず、重要施設がない地域への送電は後回しとなり、周囲に住宅しかないわが家付近の停電は43時間におよびました。
さいわい、停電で断水する前に生活用水は確保し、当日夜には断水も解消。ガスに関しては最後まで止まることがなく、冷蔵庫には食材のストックがかなりありましたので、飲食やトイレについてはさほど不自由を感じませんでした。
ただ、電気がなければ湯沸器は動かないので風呂には入れず、途中、ガスで沸かしたお湯を使って子どもたちだけサッと体を洗ってやりました。わたしは7日の出社前に一度、冷水で髪を洗いましたが、この季節でも冷たさはなかなかのもので、頭痛がするほどでした。
地震当日は職場が臨時休業となり、2日目は朝からクルマで職場へ。思っていた以上にデスクの資料やパソコンが散乱し、3階の書棚は転倒してガラスが破損。大きなキャビネットも滑り動いており、社員総出で片付けをして5時間ほどでほぼ元通りになりました。ただ、震度6弱を記録したこのあたりの揺れはやはり相当激しかったようで、地下鉄東豊線の上を走る道路(東15丁目屯田通り)はあちこちで大きく陥没していました。
長引く異常事態に初日の夜は不安げだった子どもたちも、2日目の夜にはだいぶ慣れてきたようで、懐中電灯での生活を楽しむ余裕も出てきました。そういう意味では、真の非常時に備えていい訓練になった…ともいえます。ただ、そうはいっても子どもなりに大きなストレスを感じていたに違いありません。子どもを抱える親としても、この2日間はいい経験になりました。
結局、わが家に電気が戻ったのは、頼みの綱だった伊達火力発電所2号機(再稼働していない大出力発電所は、これが最後でしたので…)が再稼働してから3時間ほど経った7日の夜9時半ごろでした。伊達発電所2号機を午後6時半ごろ再稼働する、という北海道電力からのアナウンスがあり、その後1時間内外には電力が復旧するだろう…と期待していたのにその気配がなく、これは長期コースも覚悟せねば…と消沈していたところでしたので、明かりがともった瞬間の安堵感はやはり格別のものがありました。
今回の大停電がたまたま暑くも寒くもない時期だったからよかったものの、これが真冬だったら…と思うと実に恐ろしいことです。いまどきの暖房器具は電気がないとほぼ稼働しませんので、停電が長引けば、寒さの厳しい北海道ではおそらく凍死者も出るでしょう。そして、その季節は間近に迫っているのに、故障した苫東厚真発電所の復旧には相当な時間を要するといいます。念のため、うちには電源のいらないストーブを1台常備してありますが、今後、これを使う日がこないことを祈ります…。
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さて、電気が戻ってもまだ余震などの不安があり、さすがに先週末はゴルフのことを考える気持ち的な余裕もなく、底を尽きつつあった食材を買いに出たり、ちょっと気分が沈み気味だった子どもたちの気をまぎらせるためにバッティングセンターに行ったり。週明けからほぼ通常どおりの生活に戻ったとはいえ、なんとなく落ち着かないまま日々の仕事をこなし、震災から2度目の週末がやってきました。
甚大な被害を受けた方々のことを思うと、こんなときにゴルフなんかしてていいのかな…と迷ったりもしたんですけど、人が動かなければ生活が成り立たない方もいらっしゃるわけですし、ありがたくも普通の生活ができる者はそうすべきだろう…と思い直し、今日は予定どおり、N.G.B.メンバーのヒカルさん、象さんと喜茂別町の一達国際Private Golf倶楽部に行ってきました。今シーズン16ラウンド目(通算45ラウンド目)となります。
一達国際でのラウンドは、7月に続いて今シーズン2度目、通算3度目。前回はやなぎさんを除く皆が大荒れで、本日参加した3人はそのリベンジというわけです。はたしてそれを果たすことはできるのか? はたまた返り討ちに遭うのか??
早朝、象さんとヒカルさんをピックアップしたあと、途中、ニュー真駒内ゴルフセンターに立ち寄って軽く練習です。2週間前に化石探しで石割りハンマーを使いすぎ、右手首と右肩を痛めてしまったこともあり、クラブを握るのは2週間ぶり。でも、なんかアイアンのキレがめっちゃいいような? もしかして練習しないほうがよかったりするんじゃなーい?(笑)
ニュー真駒内から一達国際までは、休憩をはさんで1時間ちょっと。朝からスカッと晴れ渡った絶好のゴルフ日和で、中山峠からすでに雄大な羊蹄山の姿が見えています。到着後、受付を済ませて軽くパッティング練習をし、今日はINの10番ホールからスタート。明け方は放射冷却でちょっと冷え込んでいましたが、風もなく、日差しで暑いくらいです。
7月の少雨で芝のコンディションがイマイチ…なんて話もありましたが、まったく問題はなく、相変わらず美しい芝がびっしりとコースを覆っています。採算度外視のプライベートゴルフ場とはいえ、この行き届いたメンテナンスには本当に感心させられます。
さて、肝心のプレーのほうは…というと、やはりコースでもアイアンの調子がいいうえに、前回ダメダメだったパットも絶好調で、前半(下記スコアカードの10~18番)はパー4つ、ボギー4つ、ダボ1つで42の14パットと、思いもかけない好スコア!
そして、後半最初の1番ホールもパーで、ひょっとして今日はホントにイケるんじゃね? なんて思ったのが大間違い。次の2番ホールではギリギリ右ラフに残ったように見えたティーショットが、どうやら斜面を転がり落ちてしまったようでボールが見当たらず、ついに本日最初のOBとなってトリ…。
これはまたいつもの後半崩れるパターンか…とガックリ。でも、今日はなんとか踏ん張ってパー3つ、ボギー4つ、ダボ1つ、トリ1つの45、19パット(スコアカードの1~9番)でしのぎ、ようやく今年初めて、河川敷以外で80台を達成しました!
今年はもう丘陵・山岳コースで80台は出せないんじゃないか…とほぼあきらめていましたので、これはホントにうれしかったですね。結局、ゴルフはあんまりガツガツ欲張っちゃいけない、ということなのでしょう。今後も無欲のプレーに徹したいと思います。
ヒカルさん、象さん、今日もホント楽しかったです。ありがとうございました!
リベンジ達成おめでとうございます。私は返り討ちでした。。。後半ちょっとだけ抵抗できましたが。。。
それにしても、天候、コースとも抜群のコンディションで気持ちよかったですね。
ユベオツさんは、パット入ってましたね!ショートゲームがあの調子なら常に好スコア、80切りも狙えそうです。お見事でした。
来年また行きましょうね!
また同乗させていただきありがとうございます!
見事なリベンジ達成でしたねー!
INは特にリカバリー率が高そうな雰囲気ですね。
確かに無欲とかやる気のないラウンドなど、意外と好スコアが出たりすることが多いかもですwww
一達でこれだけのスコアであれば、平原もちょいと期待できちゃいますね。
あ、もちろん無欲で行きましょうwww
ラウンドお疲れさまでした。こちらこそ、車代のお気遣いをいただいて恐縮です。
一達のリベンジもそうなんですけど、なんとかかんとか今年も河川敷以外で80台を出せたことが一番ホッとしました…。これがなければ、なんだか今年はなんの成長もなくシーズンが終わったような感じでモヤモヤしていたのと思いますので。
最高の天気に最高のコースで、ホントに気持ちよくラウンドできました。そのおかげか、あまり余計なことを考えずにプレーでき、それが好結果につながったのかもしれません。パットもズルズル下降線に入らず食い止めることができて安心しました。できれば、短めのバーディーパットを決めたかったところですけどね。(笑)
ぜひぜひ来年も一達ご一緒しましょう! 今度は80台前半を目標に、小技を磨いておきます!
お疲れさまでしたー。ゴルフ場への移動は、みんなで一緒のほうが楽しいですね。道中のお話も楽しみのひとつです。また、車代のお気遣い、ありがとうございました。
コースが一達だっただけに、80台80台…と自分で自分を追い詰めることなく淡々とプレーできたのがよかったんでしょうね。特に前半はホント、ノープレッシャーでラウンドできました。さすがに後半はちょっと80台を意識してしまい、2~7番でパーを拾えず、重圧に負けそうになりましたが、8番のビッグドライブ…というかカート道コロコロで330ヤード! をはじめ、今回はかなりツキがあり、それに助けられました。
次回、平原をラウンドするときも、自分を追い込まず、初めてのコースのつもりでプレーしてみます。とりあえず山岳コースで今年も80台を出せたので、出さなきゃ…というプレッシャーから解放されたのは大きい気がします。
こちらは本日は北海道クラシック帯広のクラシックコースで距離の長さ、池、グリーンの速さに悩まされ、48+50の98と言う結果でした。他の方は110オーバーで、グリーンの傾斜や難易度は真駒内以上でした。
一達もそうですが、こういう難しいコースでラウンドすると他のコースで良いスコアが出そうです。
今回は3人一緒に行きましたので、いろいろお話もできて、距離は全然苦じゃありませんでした。正午すぎにはラウンドを終えたので、結局、帰宅したのもふだんのラウンドのときと大して変わりませんでしたしね。前が詰まらないというのは、やはり大きいです。
どうせいいスコアは出ないだろう…と無欲で淡々とプレーしたのがよかったようで、特に前半は納得の出来でした。後半はさすがにちょっとスコアを意識してしまって硬くなりましたが、なんとかしのぎきりました。やはりゴルフは欲を出すとダメなんですね。(笑)
これでヘンなプレッシャーもなくなりましたし、次回からはより淡々プレーができそうな気がします。